「厳原」の地名の由来 | |
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■ 厳原(いづはら): 長崎県下県郡厳原町(現対馬市)
・ 明治2年に府中から改称。八幡宮の前の原を「伊豆波留」といったことに因むという。当初は、「いづるがはる」といったが、まもなく、文字に従って「いづはら」読みになった。【出典】
・ 厳原(いつはら): 「厳原町(いづはらまち)」は対馬の南部にあった町。平成16年(2004年)の大合併で対馬市の一部になった。明治2年(1869年)に、それまでの「府中」を「厳原」に改称した。古来、対馬国の国衙があったとみられ、対馬の中心地として栄えた。町の中心に八幡宮神社が鎮座するが、社伝によれば、神功皇后が三韓征伐からに帰路、この地にある清水山に立ち寄った際に、この山は神霊が宿るとして山頂に磐鏡を設けて天神地祇を祀ったという。現在も見事な境内を誇っているが、その神社の前原を「伊豆波留」と称していたことから「厳原」になったという。「伊豆波留」は単なる音を意味するので、漢字そのものに意味はない。「波留」は「ハル」であり、九州地方に多く見られる「原(ハル・バル)」地名である。「伊豆」は「イツくし」すなわち、「神威がいかめしい。また、威厳がそなわっている。おごそかで立派である」の意味で、漢字では「厳し」「慈し」「美し」と書く。【出典】