「楊貴妃」の地名の由来
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■ 楊貴妃(よきち): 熊本県天草市

・ 天草諸島の新和町に楊貴妃の漂着伝説が残る。【出典

・ 楊貴妃が、実は密かに来日していたという説がある。楊貴妃が住んでいたとされるのは、天草下島の東海岸に位置する新和町(天草市)。ここには、昔から楊貴妃にまつわる伝説が語り継がれてきた。伝説によると、中国から逃れてきた楊貴妃は、竜洞山のふもとに身を寄せていたという。あるとき、村に疫病が流行した。楊貴妃は、村人を救うために、持っていた「楊貴湯(薬)」を与えた。おかげで村人たちは、すっかり元気になった。そして、このことがきっかけで、楊貴妃と村人は急速に親しくなっていった。その後、楊貴妃は、自分の身分を村人たちに明かした。だが、楊貴妃の平穏な日々は長くは続かなかった。あるとき、雷がとどろくなか、龍が突然あらわれて、楊貴妃を強引に連れ去ってしまい、二度と村へは戻ってこなかったという。楊貴妃が住んでいたところをいつしか「楊貴妃」と呼ぶようになり、それはいまに伝わっている。また、楊貴妃には観音様が祀られている。天草市では、この楊貴妃の伝説をもとに「しんわ楊貴妃祭」をおこなっている。【雑学大全2 東京書籍】

・ 天草諸島に残る楊貴妃上陸伝説の名残。現地には楊貴妃の銅像が建つ。【出典

・ 「や」行の地名集  

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