「嫁威」の地名の由来
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■ 嫁威(よめおどし): 福井県あわら市柿原嫁威

・ 姑が嫁をいびったことに由来する。

・ 嫁威(よめおどし): 蓮如上人の高徳を慕い吉崎道場に通う嫁を快く思わなかった姑が。盗んだ鬼の面をかぶって「嫁」を「威した」ところ、面が顔にくっついて剥がれなくなった、いわゆる「肉付きの面」の伝説に由来する。【出典

・ 嫁威(よめおどし): 「嫁威」と聞けば、なにやらミステリアスな話が頭をよぎる。姑の嫁いびりが福井県にもあったのか?所は、蓮如上人が浄土真宗の復興を願って建てた吉崎御坊の地である。現在のあわら市吉崎。昔、ここに与三次(よさじ)という若者が住んでいた。妻のきよと二人の子供に恵まれたが、与三次も子供も病で失った。世のはかなさを感じたきよは吉崎で教えを広めていた蓮如上人のもとに連夜のように教えを聞きに行った。それを面白く思わない婆さんは、嫁の吉崎参りをやめさそうと、鬼の面をつけて途中の小谷で威したという。しかし、きよは何もなかったように「なむあみだぶつ」と唱えて立ち去ったという。婆さんは、家に帰って面をとろうとしても、面が顔にくっついてしまって剥がれない。そこに帰ってきたきよが再び念仏を唱えると、鬼の面はボコリと剥がれた、という話。それ以降、この地は嫁威と呼ばれるようになった。【出典

・ 「や」行の地名集

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