「匝瑳」の地名の由来
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■ 匝瑳(そうさ): 千葉県匝瑳市

・ そもそも、「匝瑳」という字は読めませんでした。匝瑳市のホームページをみると「sosa」と記載があったので、一瞬「そさ」かと思いましたが、いくらなんでもと思って調べてみたら、「そうさ」読みでした。

・ 匝瑳市は、平成18年1月23日に、八日市場市野栄町が合併してできた市ですが、「匝瑳」の由来は、昔この地(下総国)にあった郡名のようです。

・ 匝瑳市のホームページによると、「匝瑳市には1798種類(平成20年9月1日現在)の名字があります。この名字の由来としては、地名に由来するもの・地形や風景に由来するもの・方位や位置関係に由来するもの・職業に由来するもの・藤のつく名字・僧侶の名字及び主君から賜った名字など、独特の由来をもつものもあります。」だそうです。

・ 歴史的には「さうさ」。「さう」は「さは(沢)」の転か。「さ」+「うさ」の可能性もあるが、地名用語としての「さう」は、はっきりしない。【出典

・ 匝瑳(そうさ): 大化の改新の前は、「狭布佐(さふさ)」で、「さ」は「美しい」、「ふさ」は「麻」を意味し、「美しい麻のとれる土地」であったという。なお、匝瑳の表記は「さふさ」に縁起のよい漢字をあてた。【出典

・ 匝瑳(そうさ): 平成18年(2006年)に、八日市場市と匝瑳郡野坂町(のさかまち)が合併して匝瑳市が誕生した。市名は、古来からの下総国匝瑳郡の郡名にちなむ。大化の改新の以前は、「狭布佐」と書かれ、「布佐」は「総」であり、麻のこと。ここは、麻の産地として全国的に名高かった総国の中でも良質な麻の産地だったと推測される。奈良時代初期の二字好字政策で「匝瑳」に変えた。【出典

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