「養老」の地名の由来 | |
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■ 養老(ようろう): 岐阜県養老郡養老町
・ 地面が傾斜して不安定な状態を表す、「ヨロ(与呂)、ヨウロ(丁・用呂)」に由来する。与論島もその一つと言われる。岐阜県の養老、千葉県の養老渓谷。
・ 養老伝説に因む。滝名や泉名は中世に付会されたものらしく、謡曲「養老」の影響もあるという。ただし、滝名は、「よろ(崩壊地形)」という地名が先行していたのではないか。【出典】
・ 養老(ようろう): 岐阜県養老郡養老町。明治22年(1889年)に合併時の新命名。養老伝説に因むもので、滝名・泉名は中世のころに付会されたらしく、謡曲の「養老」の影響もあるという。ただし、滝名は、ヨロ(崩壊地形)という地名が先行したのではないか。【出典】
・ 養老(ようろう): 続日本紀によると、奈良時代の初めに、元正天皇がこんな話をしたという。「朕は、今年九月、美濃国不破の行宮に赴き、数日間逗留した。そのとき、当耆(たぎ)郡の多度山の美泉を見、手や顔を洗ったところ、肌が滑らかになるようであった。また、痛いところを洗うと、痛みが全く除かれてしまった。私の体にとって大きな効き目があった。また、聞くところによると、これを飲んだり浴びたりする者は、白髪が黒くなったり、禿げ頭にあらたに生えたり、あるいは見えない眼が見えるようになったという。その他、永らくの病気もすべて治ったという。そして、この美泉にちなんで霊亀3年(717年)を「養老元年」として、天下の老人で80歳以上の官人に位を一階加えたという。元正天皇がめでたのが養老の滝。【出典】
・ 「や」行の地名集