地名の解釈の一例
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■ 馬の背(うまのせ): 神奈川県三浦郡葉山町上山口

・ 下山川沿いに登り詰めた山の上で、縄文遺跡がある。縄文時代には馬はいなかったので、「馬の背」という地名は、発音に沿った当て字。「イ・ウン・マク」で「我らの・住まいの・奥の所」と解釈する。語頭の「イ」は母音重ねで略され、語尾の「ク」は発音しにくく略されたものと解釈する。続く「の背」は後世の人が遺跡にある地形をみて表現されたものと考える。【出典

※ 縄文語にこだわらずに、後世に出来た地名と素直に解釈はできないのだろうか?その場合、縄文時代にはどういう地名として呼ばれていたかという疑問が生じるが。たしかに縄文時代に呼ばれている呼び方はあったが。歴史の中に埋没して途絶えて、後世に新しい地名が出来たとも考えられる。縄文時代には文字がなかったので、口伝によって次世代に伝えられたが、その地域にめんめんと住んでいたとは限らない。そうすれば、歴史に埋没して口伝は途絶えるような気もする。 

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