時代の描写 | |
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■ 時代の描写
現在、日本では刺青はあまりよく思われないが、古代の日本を描く時には刺青は普通だったらしい。
たしか、現在ビッグコミックオリジナルに連載されている古代を舞台にしたマンガ「卑弥呼?」でも入れ墨をしている。古代中国の「呉」や「越(今の中国南部)」の人たちが、呉王国滅亡とともに、紀元前5世紀頃に大勢が日本に渡来したと言われ、呉越族の特徴は入れ墨文化があったというからその影響か?
また、タバコが今日悪者にされるのは、本人の健康の問題もあるが、周囲への受動喫煙という迷惑もある。周囲への迷惑と言えば、飲酒も負けてはいない。もちろん健康上の問題もあるが、昨今飲酒絡みの迷惑行為が多すぎ。一部には、WHOのタバコの次のターゲットは酒だという話もあるが、遠い将来、禁酒が世界の標準になる時代がくるかもしれない。そうなると「探偵はバーで」お酒を飲めなくなる。
そして、今日の世の中を描いた映画から、飲酒シーンが全て消えるのだろうか?
江戸時代の日本を描く時に侍が刀をさしていたように、昭和の日本を描くときには、喫煙シーンは切っても切れないという見方もあるし、忖度という見方もある。
しかし、江戸時代にポピュラーだった既婚女性の「お歯黒」が、今日の時代劇ではほとんど描かれていないのは、視聴者のうけるイメージを忖度してのことかと考えると、どの程度その時代を正しく描写するかは、疑問。
逆にいえば、画像媒体を通じて、私達は間違った過去を脳裏に擦り込まれているのかもしれない。