言葉の移動を追う | |
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■ 名字だけが移動することはまれで、普通は人の移動が伴う。人が移動すれば言葉(方言)も移動する。ということで、このページでは「言葉(方言)」の移動を追って見たいと思います。
# 以前、松本清張の「砂の器」を読んだことがある。この中で重要な位置を占めたのが「方言(はつおん)」で、被害者の言い残した「カメダ」という言葉をきっかけに捜査が始まるが、実際は島根県の木次線の駅である亀嵩(かめだけ)だったという流れで、ここで出てくるのが、「出雲地方の言葉と東北弁」が似ているということであった。名字の分布をみても、時に「島根県(出雲地方)」と「山形県」や「秋田県」に分布するという名字に出会うことがある。これは、北回り船などを通じて両地域の人の移動が活発だった名残なのかもしれない。