厄介(やっかい)
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu ワンポイントのTop
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 150713: 厄介(やっかい)

よく、「厄介者」とか「厄介払い」とか言うが、この厄介、現在では「邪魔者」とでもいうのかなぁ。

江戸時代、嫡男以外の二男、三男は控えとして扶助され、これを「厄介」といったそうだ。厄介は正式な結婚はできなかったが側室はおけたらしい。

幕末の大老井伊直弼も若いときは厄介者だったとか。つまり、「厄介払い」とは、他家に養子にいって「厄介ではなくなった」という意味だろうね。

ただ、昔は嫡男が若死にするケースも多く、跡継ぎがおらずに取りつぶしになった大名も多いので、嫡男のバックアップとして「厄介者」も大事だったとは思うが。

統計表示