■　東（ひがし）：　三重県の東家　

＃　三重県の東（ひがし）家：　紀伊国牟婁郡尾呂志村（三重県御浜町）の旧家。平安時代末期に石見国津和野（島根県津和野町）から紀伊国中立村に移り住んできたと伝える。江戸時代中期に上野村に転じた。本家は代々勘兵衛を称し、大地主の傍ら酒造業を営んだ。分家も多く、二十八代勘兵衛の二男の勘作を祖とする前久保家、二十九代勘兵衛の二男の宗八を祖とする上平家、上平家の初代の宗八の三男の常三郎を祖とする裏地家（いずれも屋号）などがある。前久保家の三代の東亀蔵は医師となって尾鷲で東病院を開業、現在は尾鷲総合病院となっている。【出典】

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