■　信太（しだ）

＃　常陸国信太郡の国衆。紀貞頼が信太荘（茨城県土浦市周辺）の荘司となって信太氏を称した。戦国時代には木田余城（茨城県土浦市木田余）に拠って代々小田氏の重臣をつとめ、永正１３年（１５１６年）に範宗は土浦城主の若泉氏を滅ぼした。永禄７年（１５６４年）に信太伊勢守は上杉謙信によって小田氏の小田城とともに木田余城を落とされた。翌年には小田氏治とともに小田城を回復したが、元亀元年（１５７０年）に再び小田城を失って土浦城に落ちた小田氏治によって誅殺された。【出典】　 

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