「鐶」の家紋
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■ 鐶紋(かんもん)

■ 鐶紋(かんもん): 鐶紋は、?(か)紋の外側のパーツが抽出されたもので、その形が箪笥などの引き手に似ていることから「鐶」との称された。また、僧や修験者が持つ錫杖(しゃくじょう)の頭部や、茶釜の両端の穴につく輪、釜を釣り上げる道具も「鐶」と呼ばれたことから、鐶紋は鍋釣紋ともいう。三〜九の鐶を組み合わせ、湾曲させた面を内や外にして中心を囲うような姿で描き、外郭として他の紋と組み合わせる場合も多い。江戸時代の幕臣では松波家だけが使用した。東日本に多く見られる。【出典
# 鐶紋(かんもん): 生活用具の中に、職人の美が生きていて、ハッと思わされることがある。鐶は生活の中から生まれた家紋である。箪笥や火鉢、また手箱などについた引き手の形の面白さ。それが家紋になった。なお、鐶紋は、木瓜紋の外枠を転用したものという説もある。松波家神尾家堀田家などに見られる。【出典

■ 鐶紋(かんもん): 箪笥の引き出しの「引き手」を意匠化したもの。単独で称されるケースは稀で、数や配置、他の意匠と組み合わせる場合が多い。【出典】 

 
   ■ 
外三つ鐶紋  外三つ鐶紋(そとみつかんもん): 三つの鐶を、頭を合わせて寄せた紋様。【出典
三つ唐鐶紋  三つ唐鐶紋(みつからかんもん): 三つの花形の鐶を、尻を合わせて寄せた紋様。【出典
外三つ唐鐶紋  外三つ唐鐶紋
外六つ鐶紋  外六つ鐶紋
外五つ鐶紋  外五つ鐶紋
外四つ鐶紋  外四つ鐶紋(そとよっつかんもん): 四つの鐶を、頭を向け合うように配し、全体を十字形に描いた紋様。【出典
丸に四つ鐶紋  丸に四つ鐶紋
隅切り角に外四つ鐶紋  隅切り角に外四つ鐶紋
繋ぎ三つ組み鐶紋  繋ぎ三つ組み鐶紋
五つ鐶紋  五つ鐶紋(いつつかんもん): 五つの鐶を、尻を向け合うように寄せた紋様。【出典
三つ組み鐶紋  三つ組み鐶紋
木瓜形四つ鐶紋  木瓜四つ鐶紋(もっこうよつかんもん): 四つの鐶を組み合わせ、木瓜紋をに似せた紋様。【出典
六条鐶紋  六条鐶紋
鐶輪紋  鐶輪紋
   

■ 家紋の画像データについて

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