「田巻」の名字の由来
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■ 田巻(たまき)

【2022/02/15:改編】

# 新潟県に多く見られ、新潟市周辺にまとまってみられる。特に南蒲原郡田上町に多く見られ、同町には千町歩地主である豪農の田巻家が二家あった。代々、三郎兵衛と名乗る本田巻と、七郎兵衛名乗る原田巻の二家で、ともに五十嵐氏の末裔と伝える。本田巻は、江戸時代初期には小農に過ぎなかったが、中期の五代目三郎兵衛の頃から地主として発展した。六代目三郎兵衛は酒造業に乗り出して庄屋となり、幕末の七代目は苗字帯刀を許された。【出典

# 東京都の田巻家: 佃煮の元祖である、新橋玉木屋の経営家。越後国玉木村の出と言う七兵衛が江戸に出て、1782年に片側町(新橋)で玉木屋を号して秘伝の煮豆(座禅豆)の店を開いたのが祖。三代目の七兵衛のときに、佃島の漁師が保存食として小魚を煮て作っていた佃煮に改良を加えた「つくだ煮」を考案して繁盛した。【出典】 

# 新潟町の町役人にも田巻家があった。上杉謙信に仕えた玉木大隅の末裔で、1610年に新潟町の肝煎となり、のちに田巻と改称した。家業は廻船問屋で諸藩の蔵宿もつとめた。【出典

# 「田」のつく名字

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