「生駒」の地名の由来
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 「生駒」の名字の由来
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 生駒(いこま): 奈良県生駒市

・ 生駒は伊駒(いくま)で、「い(接頭語)」+「くま(隈)」。【奈良の地名由来辞典 池田末則 東京堂出版】

・ 奈良時代には胆駒とも書いた。「ヰ(川)」+「こま(曲流)」で、「曲がりくねった川」のことか。【出典

・ 往馬・胆駒・瞻駒・胆馬・射駒・伊古麻などとも書いた。イコマのイは接頭語、コマは駒、朝鮮地方の高原、隈(くま)などの諸説がある。【出典】  

・ 生馬: 大和時代から見える地名。神武東征伝承に、天皇が難波から胆駒山を越えて中洲に入ろうとしたが、当地の豪族長髄彦はこれを妨害したとあるのが初見。長髄彦は「胆駒の長髄」とも見える。伝承によれば慶雲4年行基は「生馬仙房」に住み、さらに和銅3年から同5年まで「生馬草野仙房」に居住した。「生馬の山寺」(霊異記中8)と同所で、現在の生駒市有里町に所在する竹林寺を示すと考えられる。なお奈良末期から平安初期の間に成立した「紀氏家牒」に、額田早良宿禰(平群真鳥大臣の弟)の子額田駒宿禰は「平群県」にある馬牧で駿駒を選びこれを養い、天皇に献じたので、馬工連の姓を与えられ馬飼をその職掌とし、故にその駒を養うところを「生駒」と号したとある。【出典】 

統計表示