■　外城田（ときだ）：　三重県多気郡多気町

・　「城の外側の田」ではなく、「自然堤防を切り開いて作った田（開き田）」あるいは、「アラキダ（新墾田）」に由来する。【出典】

・　外城田駅（ときだえき）：　ＪＲ東海・参宮線。三重県多気郡多気町土羽。和名抄の度会郡田部郷の地。後世に、城田郷に合併され、外城田と称したという。また、この地が中世に、北畠親房によって治められたところで、その家臣が城主だった田丸城の城田だったことによる地名ともいう。多気町に合併する前は、西外城田村だった。【出典】

■　大物（だいもつ）：　兵庫県尼崎市大物町

・　駅の南にある、「大物主（おおものぬし）神社」に由来する。「大物」は大きな材木や石材などの集散地の意味。【出典】

・　大物駅（だいもつえき）：　阪神電鉄・本線。兵庫県尼崎市大物町。

■　掖上（わきがみ）：　奈良県御所市

・　五代孝昭天皇の営んだ宮居の掖上池心宮（わきがみのいけこころのみや）に因むと言うが、不詳。【出典】

・　掖上駅（わきがみえき）：　ＪＲ西日本・和歌山線。奈良県御所市柏原。JR西日本・和歌山線。もとは壺阪駅といったが、昭和１５年（１９４０年）に、皇紀２６００年記念奉祝会が神武天皇の伝承遺跡を顕彰することになって、駅名も記紀にみえる「掖上」に改名した。【出典】