「肘折」の地名の由来
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 山形の地名集
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 肘折(ひじおり): 山形県最上郡大蔵村

大蔵村の肘折温泉は全国的にも豪雪地として有名だが、この地名の由来は以下の伝説による。

修行中の僧が崖から落ちて肘を骨折した。僧は村を流れる銅山川のほとりに温泉を見つけた。

その温泉に入ると、肘の痛みも消えて骨折も治った。

・ 肘折温泉(ひじおりおんせん): 開湯は大同年間とも伝えるが、元禄16年8月朔日の烏川地蔵ノ濫觴は次のような話を伝えている。明徳元年に阿吽院の先祖片見源右衛門が霊山を求めて諸国を巡礼した際、小童に導かれて烏川上流地蔵倉に至った。小童はこの地蔵倉から生まれた地蔵尊で、出生の際誤って肘を折ったが渓間の温泉で快癒したという。またこの奥の湯殿山こそ源右衛門にふさわしい霊山であるとして、肘折口を開き行者を先進せよと教えたという。源右衛門はこれに従って当地に居を構え、出羽三山行者を導いたという。おそらくは室町期の開湯と思われる。江戸期の記録によれば、2間四方湯壺3つを有し、効能は中気・頭痛・打身としている。肘折温泉郷として石抱(いしだき)温泉と金山温泉があり、金山に地熱発電の計画がある。【出典

・ 2018年2月12日: アメダス記録で積雪量が416cmと2013年2月25日の414cmを更新。その後も記録を更新し。13日12時現在434cm。

統計表示