「鉛」の地名
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■ 鉛(なまり): 岩手県花巻市
# 北上川支流の豊沢川沿いに位置する。奥羽山脈中にあって周囲は山岳で囲まれている。地内の鉛温泉では、春先・秋口の2回、夜半と昼に湯が鉛色に濁る時期があり、その時には温泉の効能が普段に倍するという。この湯が鉛色に濁る現象にちなんで、鉛の地名が起こったと伝える。【出典】 
# 鉛温泉(なまりおんせん): 花巻市鉛字中平にある温泉。藤井家の遠祖が高倉山麓で薪樵の折、白猿が岩窟から出て、カツラの木の根元から湧き出る泉で手足の傷をいやしているのを見、温泉の湧出を知り、嘉吉3年のころ仮小屋を建てて一族が天然風呂として用いたと伝える。【出典

■ 鉛川(なまりかわ): 北海道二海郡八雲町
# 渡島地方北部、遊楽部(ゆうらつぷ)川支流鉛川流域。地名は、鉛川上流域にかつて鉛鉱山があったことにちなむ。鉛川は、アイヌ語でパンケルペシベ(下の路の意)と呼ばれ、これは山越え道があったことに由来する。【出典

■ 鉛山(なまりやま): 鳥取県東伯郡三朝町鉛山
# 天神川の支流加茂川の最上流部、谷底の小平坦地に位置する。地名の由来は、地内で銀および銅の鉱石が江戸期に採掘されたが、金山や銀山は幕府直営になるので、擬装のために鉛山とつけさせたと伝えられる。現在も廃坑跡が残っており、小字に鉱石の地名もある。【出典

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