| 「ノゾキ」の資料集 | |
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■ Nozoki（ノゾキ）： �‐�盆地の入り口、断崖の上から遠方や深い盆地底を覗きうる所。��検地の際に、のぞかれた社寺領。「及位（ノゾキ）、除野（ノゾキ）、莅（ノゾキ）、覗（ノゾキ）」。【出典】
■ ノゾキ： �〇穫�などの下り坂で急に向こうの里が見開けて見えるところの地名。秋田県を中心に東北地方にはノゾキの地名がある。及位、荏、除、覗。これは、「野のソキ、即ち境土の原野」という説もあるが、この地名の共通点として、谷の一部で狭まって狭隘をつくる場所と思われる。その狭隘には崖が伴いやすいので、そうした地形がウトウに似たところがある。��検地の際に、除かれた寺社領。【出典】
・ 及位（ノゾキ）： 山形県最上郡真室川町及位
・ 除野（ノゾキ）： 秋田県仙北市西木町桧木内除野（のぞきの）
・ 莅（ノゾキ）： 山形県東置賜郡川西町莅
・ 覗（ノゾキ）： 山梨県南巨摩郡南部町内船都覗
■ ノゾキ（莅、除、覗、及位）【出典】
・ 「野のソキ」で、境上の原野という説があるが疑問。
・ 小盆地の入り口。断崖の上から遠方や深い盆地底をのぞくことができる場所。
・ 動詞のノゾク（除、覗）の連用形で、崩壊地形、浸食地形、露出地形。
・ 検地の際に、除かれた寺社領などをいうか。
・ のぞき岩のある場所。
【注意： 個別の掲載地名は表記（訓み）の代表例で、上記の語彙と直接関係の無い場合もあります。】