災害の雑記帳
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■ 210918: 経済産業省原子力安全・保安院によると、旧通産省が1999年度補正予算に約30億円の原子力災害ロボの開発費を計上。国の補助事業として、三菱重工業など民間四社が2001年に計6台を完成させた。しかし、事業を担当する財団法人製造科学技術センターは、西日本新聞の取材に「ロボの引き取りを電力会社に打診したが、日本の原発では事故はおきないと言われたそうだ」。2001年3月に、ロボを活用した原子力災害対応の必要性を訴える報告書を国に提出したが、保安管理やロボ改良に向けた公金支出は打ち切られた。事故の際に原子炉に投入されたロボットはアメリカ製。 ロボットを受け入れると、事故の可能性を認めることになる。【なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 新・言霊論 井沢元彦 祥伝社新書】

■ 210915: 福島第一原発事故の原因。「津波まで想定するのはタブーだった」【なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 新・言霊論 井沢元彦 祥伝社新書】
※ 津波を想定すると、膨大なお金がかかるから、無視する、だそうだ。
# 旧科学技術庁の予算約12億円で製作された原子力災害用のロボットや、旧通商産業省の予算約30億円で開発された6台の遠隔操作ロボットの大半が廃棄されていた?その要因として、「官から民」を掲げた小泉改革が2001年に始まって、国が開発から手を引いたことや、電力会社も「原発事故は起きない」としてロボットを必要としなかったため、らしい。
※ 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」というからなぁ。経験の範囲は凄く狭い。それを判断基準にするのは・・・・。 

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