ホケノ山 | |
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■ 151207: ホケノ山
先日、内田康夫の「箸墓幻想」を読んでいたが、この物語の舞台は「ホケノ山」。奈良県桜井市大字箸中字ホケノ山にある前方後円墳。
「ホケノ」のカタカナ地名のいわれは如何に?
「ホケ」は「フケ」に由来し、湿地を意味するそうで、似たような地名には「浮気(ふけ)」がある。
代表的な所としては、滋賀県守山市浮気町、茨城県取手市小浮気、奈良県十津川村などがある。
ちなみにお断りしておくが、これらの地方に住む人たちが「浮気(うわき)」だからこの地名がついたわけではなく、読みも「ふけ」ですから。
因みに歴史上有名な宇喜多秀家の「宇喜多」も「浮田」で「浮(うき)」は湿地を意味するのである。この宇喜多家が開いた岡山市も昔は完全に湿地帯ですから因縁が。