「笄」の家紋 | |
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■ 笄紋(こうがいもん)
# 笄紋(こうがいもん): 笄は和髪を掻き揚げて髷を整えるための道具である。頭がかゆいときに髷の形を崩さずに掻くなどの利便もあった。男女ともに使用したが、用途により形が異なる。家紋になったものは男物の笄で、脇差しの鞘の差表(さしおもて)に差し、武士が外出先で髪を整えるために使用された。武器では無いが、刀に添えられるため尚武的意義を持つ家紋だろう。有用家、安立家、桜間家、鶴見家、成田家、長谷川家、真下家、町田家などで見られる。愛知県にやや多く見られる。【出典】
# 笄(こうがい)紋: これは日本髪に使用した髪飾りの一種で、昔は男女共に使用した。いつ頃から紋として使用されたかや、使用家などは不詳。【出典】
丸に笄紋(まるにこうがいもん): 笄を立たせ、周囲を丸で囲った紋様。【出典】 | |
細輪に並び笄紋 | |
丸に違い笄紋(まるにちがいこうがいもん): 二本の笄を斜めに交差させ、丸で囲った紋様。家紋の笄は、閉じた扇に似た胴部に、開いた蕨のような突起のある頭部を持つのが特徴。笄紋の中では一番使用例が多い。【出典】 | |