鮨を洗うとはこれ如何に? | |
【参考資料・文献】 | 【利用上の注意】 |
名字と地名のMenu | 今日の地名のMenu |
スポンサーリンク |
スポンサーリンク |
■ 170726: 鮨を洗うとはこれ如何に?
山形市に鮨洗(すしあらい)という地名があるが、そのまま漢字を素直に解釈すると「鮨を洗う」で妙な話だ。
そこで思い出すのが、日本語はそもそも昔からあった大和言葉の「音」に「漢字をあてた」という「当て字文化」であるということ。
そして、長い年月において一種の音便の変化をした可能性があるということ。それらを踏まえて「鮨洗(すしあらい)」を考えて見よう。
・ すしあらい → すさあらい、すすあらい、すせあらい、すそあらい。
この中で言葉として成り立ちそうなのは、「すすあらい」と「すそあらい」だろうか?つまり、かつてこのあたりの川(須川)で、「ススを洗った」又は「スソを洗った」が語源かもしれない。まぁ、これは私が「鮨洗」のいわれを知っているから導き出される話で、いわば、答えを先に知っていてその答えを導き出す数式をむりやり作ったようなもんだが。