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■ 綾織（あやおり）
【2021/03/19：新載】
＃ 陸奥国閉伊郡の国人。閉伊郡綾織（岩手県遠野市）をルーツとする。遠野阿曽沼氏の重臣の宇夫方氏が綾織に住んで、三代目の広治のときに綾織氏を称した。のちに、西風館に転じ、１５５７年に滅亡した。その後、戦国時代に阿曽沼広長の二男の広行が綾織を領して綾織氏を称した。阿曽沼氏の没落後に帰農した。江戸時代には藤平に改姓した。【出典】
＃ 綾織（あやおり）： 岩手県遠野市綾織町。石上山南部、猿ケ石川中流域に位置する。地名の由来については、往古この土地に天人が天降って蓮沢の池に茂る蓮の糸で綾地の打ち敷を織ったという伝説がある。鎌倉時代から戦国時代には、宇夫方氏の本拠地だった。【出典】
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