「阿野」の名字の由来
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■ 阿野(あの) 

【2021/03/29:新載】

# 公家の名字

# 鎌倉殿の13人と名字

# 各地に見られる。

# 公家の阿野氏: 藤原北家の三条氏の庶流滋野井実国の養子の公佐が阿野氏を称した。家格は羽林家、家職は神楽。南北朝時代、阿野廉子は後醍醐天皇の寵愛を受け、一族は南朝に属した。江戸時代の家禄は150石。明治時代には子爵。【出典

# 駿河国の阿野氏: 源義朝の子の全成は駿河国駿東郡阿野(静岡県沼津市)に住んで阿野氏を称した。1180年に源頼朝の挙兵に応じて配下となったが、1203年に謀反の疑いで殺された。【出典

# 長門国の阿野氏: 長門国美祢郡於福(山口県美祢市)の馬路城主の阿野氏は駿河の阿野氏の子孫という。長門に落ちて厚東氏を頼り、馬路城に住んだ。現在も、美祢市には阿野姓が多い。なお、長州藩士の阿野氏は別流で、武氏が改称した。【出典

# 南部藩士の阿野氏: 近江国阿野村(滋賀県)をルーツとする。【出典

# 薩摩国の阿野氏: 江戸時代の薩摩国の牧聞神社(揖宿郡開聞町)の神官。【出典

# 山口県と長崎県に多く見られる。

# 「野」のつく名字。  

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