■ 申楽(さるがく)
・ 天下に災いがあったとき、聖徳太子は神代の天岩戸などの吉例にあやかって、六十六番の物まねを秦河勝に命じ、六十六番の面をつくられ、河勝にあたえた。末代のため、神楽の「神」の「示偏」を取り除き、「申旁」を残した。この「申」をとって「申楽(さるがく)」と名付けた。「楽しみを申す」という意味もある。