国巣・土蜘蛛
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■ 国巣(くず): 国巣(くず)とは、土地の言葉で、「土蜘蛛」とも言った。

■ 土蜘蛛(つちぐも): 朝廷に服従しなかった、辺境の民をいう。

・ 土蜘蛛の由来は「土にくぐるもの」「土に隠れるもの」。つまり「蜘蛛」は当て字なんでしょうねぇ。

・  風土記には地名伝承として多くの土蜘蛛の存在がかかれている。肥前国の風土記の小城郡(おきのこおり)の項には、郡名の由来として以下のように書かれている。 「この地に土蜘蛛がおり、堡(おき・砦)を作って隠れて天皇の命に従わなかった。日本武尊の巡幸時にすべて滅ぼされた。よって小城郡と名付けた。」 【風土記謎解き散歩 新人物文庫】

・ 風土記においては「常陸」「豊後」「肥前」「肥後」「日向」「摂津」「越後」「陸奥」などにみられる。また、土蜘蛛がすべて中央政府に敵対していたわけではない。【古代風土記の事典 東京堂出版】

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