風土記 | |
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■ 風土記(ふどき)
・ 奈良時代(和銅6年・713年)に、元明天皇の詔により各令制国の国庁が編纂した官撰の地誌(郷土誌的文書)。
・ 現存しているのは「出雲国」「播磨国」「肥前国」「常陸国」「豊後国」のみ。
※ 私も風土記持ってますが、常陸国の半ばからなかなか読み進みません。
・ 風土記
まとまった形でみることができるのは、常陸国、出雲国、播磨国、肥前国、豊後国の五カ国だけ。
和銅6年(713年)に、風土記作成の命がだされた。
一 地名には良い字をつけなさい。
二 産物(鉱物、植物、動物、鳥類、魚類など)を記しなさい。
三 土地の状態を記しなさい。
四 山・川・原・野の名称の由来を述べなさい。
五 古老の知っている伝承を書きなさい。
※ なお、「風土記」とは後世につけられた名称で、当初はそういう表題で作成された文書ではないそうだ。
【風土記謎解き散歩 新人物文庫】
# 風土記に記載された事柄
・ その土地の特産物はいつからあったか?
出雲国の秋鹿郡の項には、ワラビ、スモモ、椿、楠、鳩、猪、鹿、兎、狐、猿、ムササビなどの記載があり、また海産物としてフグ、サメ、サバ、イカ、アワビ、サザエ、シジミ、カキ、海藻などの記載がある。
・ また出雲郡の項には、「アワビは出雲郡がもっとも優れるなり。これを捕らえる者は、いわゆる御埼(みさき)の海子(あま)なり」とある。