宮家
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■ 宮家

・ 宮家の人々も、天皇家と同様に名字を持たない。

・ 古代においては、今上天皇の兄弟と皇子(みこ)は「親王」となり、親王の子は「王」とされた。そして、天皇から数えて五代目までのものが「皇親(こうしん)」と呼ばれた。王の子で皇親でなくなったものは臣籍降下した。一方、後には王が「親王宣下」をうけて「親王」になる例も見られるようになった。

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■ 伏見宮家

・ 北朝の三代目の天皇の崇光天皇の子孫。崇光天皇の第一皇子である栄仁(よしひと)親王は、崇光天皇から伏見御領をはじめとする多くの所領を引き継いだ。これが伏見宮家のもととなった。

・ 室町時代には、宮廷で皇室に次ぐ家として重んじられた。

・ 豊臣政権から徳川政権にかけて、八条宮家と高松宮家の二つが新たに作られた。八条宮家は後に京極宮家と改称し、のちに桂宮家となった。高松宮家は後に有栖川宮家となった。
・ 江戸時代半ばに、新井白石の建言によって閑院宮家がおこされ「四親王家」となった。

・ 江戸時代末期に、久邇宮家と山階宮家ができた。

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