即位と践祚
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■ 即位と践祚(せんそ)

# 践祚とは「祚(くらい)を践(ふ)む」という意味で、天皇の位を受け継ぐこと。即位とは「皇位を継承したことを天下万民に示すために即位の礼を行う」こと。桓武天皇以前は践祚と即位の区別はなかったが、次の平城天皇が即位に先立って践祚を行い、その後に即位式を行った。それ以後、「先の天皇の崩御または譲位にともなって天皇になることを践祚」、「位についたことを内外に明らかにすることを即位」と区別されるようになった。【天皇125代と日本の歴史 山本博文 光文社新書】

# 践祚: 天子の位を受け継ぐことであり、先帝の崩御あるいは譲位によって行われる。古くは「践※」と書き、「践」とは足で踏むこと、転じてその地位を踏むこと、「※」は祭祀のさい主人が登る東側の階(きざはし)すなわち※階(そかい)のこと、また天子の即位の祭りを行う際に登る東方の階。天皇が践祚(せんそ)ののち、帝位についたことを天下万民に告げる儀式を即位という。先帝譲位と崩御の両方を含むのが本来の意味であり、古くは即位とも同義に用いられた。【Wikipediaより】

# 践祚: 皇嗣(こうし)が天皇の位を継承すること。中国の古典には、新天子が宗廟(そうびょう)の※階(そかい)(東方の階、主人が昇る)を践(ふ)んで昇り、祭りをつかさどったことがみえるが、そこから※は天子の位をさすようになり、さらに祚とも書かれるようになった。先帝譲位と崩御の両方を含むのが本来の意味であり、古くは即位とも同義に用いられた。【コトバンクより】

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