「蛇穴」の地名の由来
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■ 蛇穴(さらぎ): 奈良県御所市蛇穴

・ 「さらぎ」は元々は「新来(さらき)」と言われ、新しい人たちが集まって来て住んだ場所を意味する。昔は、蛇がとぐろを巻くことを「さらき(さらけ)」と言い、この字をあてた。

・ 蛇穴(さらぎ): 古くは「サラケ」または「サラゲ」と呼ばれていた。サラケは蛇がトグロを巻き穴をつくる様をさし、サラキは新家または今家の意で新しく開けた地の新来(さらき)に通じ新来者の住居地。応神天皇が皇居を移したところと伝える。当地の牛市は近畿での二大牛市の1つとして有名。【出典

・ 蛇穴の名字もあるようですが、読みは「じゃあな」で青森県と鹿児島県にみられるようです。

・ 「さらき」は「新来(いまき。新しく移ってきた処)」の意味であろう。「さら」は「今」の意味。「春日大社文書」には「さらけ」と書いている。蛇が円くなり穴をつくることを「さらき」といい、土器を「さらき」というのも、土器は蛇が円くなるような過程をへて作られることによる。【奈良の地名由来辞典 池田末則 東京堂出版】

・ サラギ: 古語で、更に築くという意味。

# 蛇穴(さらぎ)
・ 「サラ」は「マッサラ」の「サラ」で、「さらぎ」とは「新しく来た人」、つまり渡来人を意味する。【なるほど日本 地名の由来 雑学大辞典 ISM Publishing Lab./ゴマブックス】

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