「稲荷山」の地名の由来
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■ 稲荷山(いなりやま): 京都市伏見区と山科(やましな)区にまたがる山

・ 頂上が3つに分かれているので三箇峰と呼ばれ、東から一の峰、二の峰、三の峰と名づけられている。古くから神が降臨する地として尊崇された山であり、西麓に伏見稲荷大社が祀られる。これは全国稲荷社の総本社で日本三大稲荷の1つ。山名は「古事記」逸文の伊奈利の社の条に見える古代の渡来人秦氏と関連した地名起源の説話に由来する。例祭はもちろん、一年中参詣する人が多く、緑の木立に包まれた朱塗りの千本鳥居の列は有名である。【出典

・ 山城国風土記に伏見稲荷の由来が。
 秦中家忌寸(はたねなかつへのいみき)などの遠祖である伊呂具(いろぐ)の秦公は、稲や粟を積み、富を蓄え裕福だった。ある時、餅を的にして矢を射かけたところ、餅は白い鳥になって飛びさり、山(稲荷山)の峯におりた。すると白い鳥は伊禰(稲)となって実った。そこで、ここに社を築き神社の名前にした。伊呂具の末裔は先祖の過ちを悔いて社の木を根っこごと引き抜き、家に植えて祀った。今は、その木を植えて根付けば福が舞い込み、根付かなければ福が来ないと伝わっている。

※ 過ちって、「餅を的にしたこと」?稲荷山の由来は?

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