「苧ヶ瀬」の地名の由来
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■ 苧ヶ瀬(おがせ): 岐阜県各務原市

・ 苧ケ瀬池(おがせいけ): 麻我瀬池・苧※池(稲葉郡志)・麻綜池とも記す。各務原(かかみがはら)市おがせ町(旧各務)にある池沼名。八大竜王の命で一夜のうちに土地が陥没し、水を満々とたたえ、はかり知れない深さのこの池ができたと伝え、八大竜王をまつる社殿が池中にある。池が竜宮に続いていると信ずる里人は、不浄物をいっさい流さず、鯉はもちろん雑魚といえども、竜神様の使いとして捕らえるものはなかったという。宝亀年間には広沼と称したと伝える。かつて竜女が住みつき、里に出ては妙齢の乙女、深山に入っては山姥、幽谷にあっては大蛇となるなど、巧みに人畜を殺傷して里人を悩ませていたが、文永9年尾張の福富新蔵の鏑矢で手負いとなり、大いに悟るところがあって、この池で身を清め近くの大安寺笑堂禅寺の済度を受け、背丈ほどの白髪をそり落として八木山に登った。その白髪が苧?(おがせ)(苧=麻をまきつけるかせ)に似ていたので、以来広沼を苧ケ瀬池と呼ぶようになったという。池名の由来については他に諸説がある。【出典

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