「隈府」の地名の由来
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■ 隈府(わいふ):  熊本県菊池市隈府

※ これも読めないでごじゃりまする。「隈」の音読みが「わい」か。

・ 隈府(わいふ): 室町期までは隈部(くまべ)と称したが、戦国期に隈府と改められた。菊池本城(陣城)を菊池平野にある深川の館城とすれば、隈部(くま目)城は城山にあったと思われ、建武3年頃から十数年の間に菊池氏の本拠となり、隈部城と称されたと考えられる。南北朝合一後、菊池武朝が肥後国守護となり、天文19年義武の時までその城府を置いたことから隈部府と称し、略して隈府と呼ばれた。その後、天正15年隈府城主隈部親永は領主佐々成政の検地を拒否して一揆を起こし、翌年鎮圧後は蜂須賀家政、次いで加藤伝蔵が隈府を統治した。天正16年に隈府町は古町から移り、城郭は破却されて在町として発展した。また加藤清正入国後、隈本を城府として隈府(くまふ)と略称したため、菊池の隈府を「わいふ」と呼ぶようになったといい、清正の熊本城築城後は政治・経済の中心も熊本に移っていった。【出典

・ 隈府(わいふ): 中世には菊地氏の本拠地として栄え、「くまふ」と呼ばれたが、加藤清正が「隈本」を城府として「隈府」と書いたことから、これと区別するために「隈」を音読みの「わい」して「わいふ」とした。【出典

・ 「わ」行の地名集

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