「右左口」の地名の由来
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■ 右左口(うばぐち): 山梨県甲府市右左口町(旧東八代郡中道町)。

・ 古くは「姥口」や「祖母口」とも書いた。昔、女性の在家信者を「優婆夷(うばい)」と言った。しかし表記が難しいので「右馬井」と書いた。ところが草書体で「馬」の字が読めず、右の次は左だろうとのことで右左井と書いて「うばい」と呼んだ。この「うばい」堂の入口を指す「右左口(うばぐち)」という地名ができた。その他に、崩壊地名を含めて諸説あるらしい。

・ 右左口路(うわくちみち): 甲駿街道・甲州街道とも言い、山梨県甲府市から右左口峠を越え、本栖湖を経て旧上九一色村方面に通じる街道。

・ 右左口峠(うばぐちとうげ): 山梨県甲府市と静岡県吉原宿を結んだ中道(なかみち)往還(右左口路)にある峠。当初は軍用道路で、徳川家康も初めて甲斐国に入った折はここを通ったとされる。

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