「木次」の地名の由来 | |
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■ 木次(きすき): 島根県雲南市木次町
・ 古くは、来次とも書いた。大国主命の国作りの原点の地とも言われる。
・ 来次郷: 奈良時代から平安時代にかけて、出雲国大原郡にみられた郷名。「出雲国風土記」にみえ、「来次郷(きすきのさと)郡家の正南人里なり」とあって、「風土記」成立以前から「来次」の字を使用していたとしている。「和名抄」にも「来次郷」がみえる。延喜式内社と伝える来次神社が鎮座する。【出典】
・ 来次荘: 鎌倉時代から出雲国大原郡にみられた荘園名。文永8年当時の地頭は大井新左衛門尉であった。暦応2年6月28日、足利尊氏は長井貞頼を戦功によって来次荘の地頭職に任じた。貞頼は貞和5年8月25日、来次荘の地頭職半分を子の頼元に譲り、残り半分を娘に譲った。【出典】
・ 「出雲風土記」によると、大国主命が逃げる八十神(やそがみ)たちを追い払ってここまで「来過ぎた」という地名伝説がある。
・ 「キス」は「岸」、「キ」は「場所」を表す。
・ 「キ・スキ」で「木を鋤くこと」を意味し、「こうぞ」を鋤いて和紙を生産すること。