「左沢」の地名の由来
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■ 左沢(あてらざわ): 山形県西村山郡大江町左沢【「左沢」の名字

あてらとは日当たりの良い所という意味(地名伝説)。

# 以下、日本の地名の意外な由来 日本博学倶楽部 より

・ 山形県大江町左沢(あてらざわ)。これも難読地名の一つだが、鉄ちゃんなら「左沢線の左沢駅」として知る人ぞ知る地名である。左沢線内にはここの他に「寒河江(さがえ)」というこれ又難読駅がある。

  それはさておき、

左沢とは寒河江市内にある長岡山から見て「あちらの沢」というのが語源のようだ。

  かつて寒河江荘の領主だった大江氏が近郊の長岡山に登って西の方を眺めた時、平野山(山形自動車道のトンネルがあったような)の左手に見える山谷を「あちらの沢」と呼んだのが由来だそうだ。

  また、大江町と朝日町の境にある日光山から、太陽の昇る方に向かって礼拝した際に、左手に見える沢を「左沢」と呼び、右手の朝日町方面を「右沢(かてらざわ)」と呼んだことを由来とする説もある。また最上川の左を流れる月布川(つきぬのがわ)の左岸に開けた土地だから「左」と付けたという説もあるそうだ。

# 左沢(あてらざわ): 日本の地名に「あてら」というのは多く、多くは「阿寺」と書く。いずれもかなりの山の中にあるらしい。語源は、開拓された(開けた)土地からみて、「あち(て)らの方」という意味らしい。

# 左沢。柳田國男は「地名の研究」で曰わく。「ら」は接尾語で、「あて」は「日陰」を意味する。

# ちなみに、「大江町」の「大江」だが、大江町は左沢町と漆川村の合併で成立。大江は左沢町の大字地名だった。

# 「あてら」は「日影」の意味、漢字の「左」は低地の意味がある。木を切るとき、「あてらからいれる」という表現もあるという。この反対が「右沢(かてらざわ)」。【出典

# 「あてら」とは日影を意味する。つまり、山形県西村山郡大江町左沢は「日影の沢」。そして、「左」には「疎んじる、遠ざける、下げる」といった意味があり、陽に対して陰に左の字をあてた。【地名の社会学 今尾恵介 角川選書】

# 「あちらの沢」から「あしらざわ」となったというのが定説。【出典

# 左沢駅(あてらざわえき): JR東日本・左沢線。山形県西村山郡大江町大字左沢字前田(まえた)。

# 「あてら」の語源

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