「日比谷」の地名の由来
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■ 日比谷(ひびや): 東京都千代田区日比谷

・ 海苔を栽培する際に海中にたてる竹竿を「ひび」といい、周辺は「日比谷入り江」とよばれていた。

・ 「空隙」を表す「ヒ(隙)」を重ねて「ヒヒ」とし、「谷」を表したもので、「海苔のヒビ」とは関係無い。この地で、海苔の養殖を行ったのは江戸時代の中期以降で、日比谷の名前は、その前からあった。「ヒビ」地名は全国にあるが、多くは「入江や谷」に由来する。

・ 東京の日比谷は、かつては「日尾屋」や「日ゞ屋」と書いた。「ヒビ漁師の小屋」に基づく地名ではないか。【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】

・ 内陸部の「ひび」地名は、「ヒビ(イヌガヤ)」という植物由来の地名ではないか。【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】

・ 海苔や牡蠣を着生させるために海中に立てておく竹や木(ヒビ)に由来する。【お江戸の地名の意外な由来 中江克己 PHP研究所】

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