「秋葉原」の地名の由来
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■ 秋葉原(あきはばら): 東京都台東区秋葉原

・ 東京の秋葉原の地名は静岡県掛川の秋葉山信仰に由来する。

・ 秋葉山は防火の神様で、江戸中期以降関東や中部を中心に信仰を集めた。江戸も火事の多い都市で、明暦の大火に代表されるように大火が多かった。1869年に秋葉原駅近くの神田相生町で大火が発生し、東京府は9000坪の火除け地として防火の神様の秋葉神社を招いた。その後、その原っぱを秋葉原と呼ぶようになった。【秋葉原はなんと読む

・ 他に、明治維新に云々という説もあるようだが、不詳

・ 秋葉原(あきはばら): 町名は、江戸時代以来の火除地で、明治3年火伏せの神をまつる秋葉神社を創建したことにちなむ。【出典

・ 「アキハ(火災除け、火除け)」+「原」。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

・ 江戸時代には火事が多く、各地に火除け地を作った。ここにも、火伏せの神、秋葉神社を祀ったため、この付近を秋葉原と呼んだ。【出典

・ この地にあった秋葉神社に由来する。【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】

・ 明治2年の大火後、火伏せの神の秋葉神社を創建したので秋葉原と呼ぶようになった。【東京23区の地名の由来 金子勤 幻冬舎】

・ 江戸時代には火事も多く、各地に火除地を作った。ここにも、火伏せの神の秋葉神社を祀ったことに由来する。【出典

・ 秋葉神社は、遠江国周智郡の秋葉山(浜松市)にある。秋葉山本宮秋葉神社。全国の秋葉神社の総本宮。祭神はイザナギとイザナミの子である火の神様の火之か具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)。明治2年の大火災の後、東京の秋葉原周辺に火除地がつくられ、その中央に鎮火神社をたてた。それを東京市民が秋葉神社と勘違いした。そこから秋葉原の地名が生まれた。明治21年に秋葉原駅ができて、鎮火神社は台東区にうつり、改称されて秋葉神社となった。【「街道」で読み解く日本史の謎 安藤優一郎 PHP文庫】
※ ある意味、勘違いの地名か?

・ 秋葉原駅(あきはばらえき): JR東日本・山手線JR東日本・京浜東北線。東京都千代田区外神田。東京都千代田区外神田。火事除けの霊験で有名な秋葉権現に由来する。明治2年に外神田一帯が全焼する火事があり、東京府は焼け跡の一部を火除け地として火の神を勧請する神社の鎮火社を創建させた。江戸以来、火事除けの神様といえば秋葉権現と思いこんだ人達は、鎮火社を秋葉様と呼び、周辺を秋葉の原と呼んだ。【地形を感じる駅名の秘密 東京周辺 内田宗治 じっぴコンパクト新書】

■ 秋葉の原(あきばのはら): 東京都江東区新大橋

■ 秋葉の原(あきばのはら): 東京都千代田区神田花岡町
・ 明治2年12月11日に火事があり、火除け地として上げ地となった。その地に鎮火の社を建てた。人々はこれを秋葉山の大権現だろうと心得、この日除け地を秋葉の原ととなえた。【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

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