「鮫洲」の地名の由来
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■ 鮫洲(さめず): 東京都品川区

・ 鎌倉時代に、ある漁師が観音様を懐にいれ、品川の海で漁をしていたところ、鮫に襲われたが一命を取り留めた。しかし、ふところにいれた観音様がなくなっていた。その後、死んだ鮫の腹の中から観音様がでてきた。時の、執権北条時頼がこれを聞いて、安置せよと寺領を与えて開基したという。【東京23区の地名の由来 金子勤 幻冬舎】

・ 江戸時代の俗称地名。建長3年(1251年)に品川沖に大きな鮫が浮いていた。ある漁師が近づいてみると鮫は死んでいた。その鮫を陸に引き揚げて腹を割いたら木製の観音像がでてきたことに由来する。【お江戸の地名の意外な由来 中江克己 PHP研究所】  

・ 「さみず」という言い方が一般的だった。観音様の木像を腹中にした鮫の頭を埋めたから、鮫頭(さめづ)と言った説や、海岸に真水の吹き出すところがあったので砂水(さみず)と言ったなどの説がある。【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

・ 鮫洲駅(さめずえき): 京浜急行電鉄・本線。東京都品川区東大井。

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