「いも」の地名
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  「いも」の語源
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■ いも: 戦国時代越後国刈羽郡にみられた地名。永禄3年10月の貫屋家兼売券案に「いも」と見え、伊勢御師および伊勢信仰との関連が考えられる。【出典

■ 伊毛(いも): 新潟県柏崎市西山町伊毛。

■ 芋井郷: 長野県長野市。平安時代に信濃国水内郡にみられた郷名で、東急本の訓は「伊曽井」、高山寺本の訓は「伊毛為」。「いもい」と訓むのが定説。

■ 芋生(いもう): 熊本県山鹿市鹿北町芋生。戦国期には芋生氏がいた。

■ 芋生(いもう): 和歌山県橋本市隅田町芋生。紀ノ川上流北岸に位置する。地名について「続風土記」は「芋生は伊保の音便に転せしならん」とし、地内で芋を多く産したことによるとする説を誤りとしている。【出典

■ 今生津(いもうづ): 富山県富山市今生津。「いもづ」ともいう。神通(じんづう)川の東岸に位置する。地質学上の今生津礫岩層露頭部がある。津とは古くは湊の意といい、笹津(ささづ)・寺津(てらづ)・跡津(あとつ)・船津(ふなつ)などの地名が神通川沿いにある。【出典

■ 芋生(いもお): 兵庫県宝塚市切畑芋生根。猪名川に合流する芋生川流域。地名は、「生」や「尾」が墓地を示すとする説のほか、鉱山を表した地名ともされている。当地は多田銀銅山の鉱脈が縦走していたことなどから、後者の説によるものであろう。【出典

■ 芋生(いもお): 兵庫県川西市芋生
・ 地名は、「生」や「尾」が墓地を示すとする説のほか、鉱山を表した地名ともされている。当地は多田銀銅山の鉱脈が縦走していたことなどから、後者の説によるものであろう。【出典

■ 芋川(いもがわ): 新潟県柏崎市芋川。鵜川支流上条芋(じようじよういも)川下流域。地名の由来は、芋川縫殿介が居たことによるかという。【出典
※ 芋川氏のルーツは?地名からおきた名字ではないってことか。

■ 芋川(いもがわ): 新潟県魚沼市湯之谷芋川。信濃川支流魚野川に注ぐ三用川上流左岸。往古三用川の上流は芋子沢の川と呼ばれ、野生の芋子が豊富にとれたことにちなむという。【出典

■ 芋沢(いもざわ): 宮城県仙台市青葉区芋沢。広瀬川の対岸で支流芋沢川流域に位置する。暑預沢とも書いた。地名の由来は古来、「やまいも」の産地であったからと推測される。【出典

■ 芋島(いもじま): 岐阜県岐阜市芋島。木曽川右岸の低地に位置する。地名の由来は、往古当地が河道数派に分かれ、その間に介在したことによるという。【出典

■ 妹(いもと): 滋賀県東近江市妹町(いもとちょう)。愛知(えち)川右岸の氾濫原に位置する。

■ 芋島(いものしま): 新潟県上越市柿崎区芋島。地名の由来は、かつて鋳物の生産地であったことによるものか。【出典
※ 補足: 「いも」は「いもじ(鋳物師)」の下略といわれる。どう判断するかは、鋳物師に関する遺構があるかないかを調査しないといけないが。

■ 妹山(いもやま): 和歌山県伊都(いと)郡かつらぎ町の西端、紀ノ川中流左岸に位置する。紀ノ川を隔てて背山(せのやま)と対峙する。【出典

■ 妹山(いもやま): 吉野郡吉野町にある山。吉野川を挟んで、右岸の河原屋に妹山、左岸の飯貝に背山がある。標高は妹山260m、背山272m。洪積丘陵が吉野川の南北両岸に迫り、その両端に基盤岩の小山を露出して川の浸食から背後の丘陵を保護している。妹山は古来大名持神の鎮座する山とされ、さらに奈良の都から吉野への出口にあたり交通の要衝地であったことから信仰が篤かった。【出典

■ 妹(せ): 岡山県倉敷市真備町妹(せ)。小田川流域と同川支流背谷川・大武谷川流域に位置する。地内には郷木古墳や白鳳期創建の八高廃寺がある。また、大武池・高山池・甲骨池・坂本池・蓮池・内山池などがあり、溜池灌漑にも依存している。【出典

■ 妹尾(せのお): 岡山県岡山市南区妹尾。
・ 妹尾郷: 鎌倉時代に備中国都宇郡にみられた郷名で瀬尾とも書いた。治承年間、当地には妹尾太郎兼康が勢力を張っていた。

■ 妹背牛(もせうし): 北海道雨竜郡妹背牛町


■ 妹背・妹兄(いも-せ)【古語】
・ 互いに「妹(いも)」「背(せ)」と呼び合うような、特別に親しい間柄の男女。夫婦。妹と兄。姉と弟。

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