湯田川 | |
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■ 141231: 湯田川
・ 湯田川(ゆたがわ): 山形県鶴岡市湯田川(湯田川温泉)
この地名、長らく「湯田」という「川」に由来するとばかり思っていたけど、考えてみると違うよなぁ。このあたりは元々「田川(田川郡)」という地名だから、「浜温海」に対する「湯温海」のような表現での「湯+田川」じゃなかろうか?
どうしても、「湯田」というと、岩手県の湯田町が頭に浮かんで、「湯田」で区切ってしまう。ちなみに湯田町は豪雪地帯で高橋さんの多いとこだよねぇ。
一応、「湯田川」という川がないか調べてみたが、湯田川集落の東を流れる川は「湯尻川」だった。ただ、北側を流れる川の名は不詳。まぁ、「湯田川」の川は無いとみる。
そこでだが、川の名を調べるために地図を見ていたら、周辺一帯に「藤沢」の地名が。山形県鶴岡市藤沢。藤沢で思い出したのは作家の藤沢周平。藤沢周平は山形県東田川郡黄金村(鶴岡市高坂)の生まれで、山形師範学校(山形大学)を卒業後に山形県西田川郡湯田川村立湯田川中学校の教諭として赴任した。意外や意外、湯田川と藤沢周平に縁(えにし)があったのかなぁ?
ちなみに、出身地の黄金村は藤沢の地に近いが、名字のルーツもそうなのかなぁ?
・ 田川: 室町時代から、出羽国田川郡にみられる地名。「義経記」には源義経が平泉に逃げる途中田川郡の領主田川太郎の本拠地に立ち寄った話が記されており、「田川がもとへ入らせ給ふ」「かくて田川をも発ち給ひ」などと見える。田川(田河)氏は藤原秀衡から奉行に任命され承安2年に羽黒山本社を修造したというが、本記録は検討を要する。現在の田川小学校が往古の田川氏の居館跡といわれている。【出典】