昔の苗字は政治そのものだった | |
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■ 130603: 昔の苗字は政治そのものだった
今は、使える漢字とか、多少の制限はあるが、基本的に名字に対する規制は無いが、古代から中世にかけては、苗字は政治(国の統治)そのものだったような気がする。
たとえば、江戸時代に「名字」の表記を嫌い、「苗字」としたのも、幕府が大名や旗本が知行地との結びつきを嫌ってのこととも言われる。たぶん、領地は幕府が便宜的に貸し与えるという考え方に持ち込もうとしたのではないだろうか。
話は遡るが、戦国時代の末期に徳川家が関東に移封されたとき、土地との結びつきが強かった家臣は反対だったが、その結びつきを嫌った家康は喜んだという話もある。