越中国 | |
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# 旧北陸道。
# 現在の富山県。
# 太閤検地での石高: 38万石。【戦国大名県別国盗り物語 八幡和郎 PHP文庫】
# 延喜式による国力順位(納税額による)【本当は面白い「日本中世史」 八幡和郎】。越中国は19位。
# 越の国に由来する。
# 国名の由来は、北陸(ほくろく)道の大半の地域群の古称である「越(こし)」(「日本書紀」による。「古事記」は高志、「出雲国の風土記」は高志・古志、「和名抄」は古之と記す)の中央部(道の中)に位置したことによる。
■ 射水郡(いみずぐん): 越中国の郡名
・ 初見は「万葉集」。「和名抄」に「伊三豆(いみず)」と訓み、「先代旧辞本紀」に「伊弥頭」、「万葉集」に「伊美豆」「伊美都」などとある。郡名の由来については確たる説はない。【出典】
・ 高岡: 慶長14年、富山城が火災にあい、前田利長は射水郡関野に築城し、高岡城と名づけてここへ移った。【出典】
■ 礪波郡(となみ): 富山県。越中国の郡名。礪浪・利波・砥波・砥並・戸波などとも書き、「和名抄」に「止奈美」の訓を付す。郡名の由来については定かでない。【出典】
■ 婦負郡(ねい): 越中国の郡名。姉負とも作り、また禰位と書いた例もある。「和名抄」には婦負を「禰比(ねひ)」とよむが「万葉集」には「売比能野(めひのの)」「売比河波(めひがわ)」などと見え、「古事記伝」はこれによって「ねひ」はのちのなまりで「めひ」が本来の呼称であるとしている。「拾芥抄」には「めひ」「ねひ」の両訓が付され、その異同については諸説あるが、「万葉集」によった宣長説に従うべきであろう。郡名の由来については式内社の姉倉比売(あねくらひめ)神社、また「三代実録」貞観5年8月15日条に見える鵜坂姉比売(うさかあねひめ)・鵜坂妻比売(うさかめひめ)の両神社との関係を考える説が有力である。【出典】
・ 「ネ(高くなった所)」+「ヒ(辺の転)」で、高くなったあたりという地名。【出典】