■　青山家（あおやまけ）：　「青山」の名字の由来　・　「青山」の地名

＃　代表家紋

＃　青山家（丹波国篠山藩）

・　徳川家康の小姓を務めた青山忠成は、慶長６年（１６０１年）に、内藤清成、本多正信とともに初代の江戸町奉行となった。慶長１１年には２万石の大名となる。忠成の跡継ぎの忠俊は、大阪の陣の功で老中となり、元和６年（１６２０年）には武蔵国岩槻４万５千石。しかし、忠俊は徳川家光に疎まれて減封のうえ上総国の大多喜藩２万石に左遷された。しかし、忠俊はこれを受け入れず相模国に蟄居（１０００石）した。その後、忠俊の子の宗俊が家光に仕え、慶安元年（１６４８年）に信濃国の小諸藩３万石で入封した。その後青山家は栄え老中を出した。幕末には京の警備を命じられ、当初は幕府側についていたが、大政奉還後には重臣達が新政府軍に帰順することを決めた。後に子爵。

＃　青山家（美濃国郡上藩）

・　丹波国の篠山藩の青山家の分家。青山家の二代の忠俊の弟の幸成を祖とする。幸成は徳川秀忠に仕え旗本１５００石。その後、寛永１０年に遠江国の掛川藩２万６千石。そして寛永１２年には摂津国の尼崎藩５万石。その後、信濃国飯山、丹後国宮津を経て、五代の幸道（よしみち）が美濃国の郡上藩に転じた。幕末には尊皇派でまとまって朝廷に恭順。明治時代には子爵。

＃　青山家：　青山家は上野国から三河国に転じ、青山忠成が秀忠の側近で関東総奉行などをつとめ、相模国２万８千石から１７４８年に丹波篠山藩６万石。そして１７５８年には郡上八幡へ移封となった。【江戸の殿さま　全６００家　八幡和郎　講談社】　→　これは間違いのような。青山忠成は常陸江戸崎藩主じゃなかったかな？