奥医師
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■ 奥医師(おくいし)

・ 奥医師は中奥の「御座の間」近くの「御医師の間」に詰め、毎朝将軍の診察をした。毎日10人ほどの奥医師が担当し、脈は二人一組で五回診た。

・ 奥医師の上席は典薬頭(てんやくのかみ)で、半井(なからい)、今大路の二家が世襲した。半井家は1500石、今大路家は1200石。

・ 奥医師以外の番医師は城中に宿泊し将軍以外の病人などを診た。若年寄の支配下で禄高が200以下の場合には100俵の役料が与えられた。大奥も担当。

【参考:お江戸の役人 面白なんでも事典 中江克己 PHP文庫】

・ 御典医は順番に担当日が決まり、内科、外科、口科、眼科、針科が二人一組になって将軍の診察をした。【徳川将軍家の真実 山下昌也 学研M文庫】

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