【仮称】平成28年別府・島原地溝帯大地震関連地名
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★ 「平成28年別府・島原地溝帯大地震」はとりあえず、私が名付けたものです。あしからず。一般には熊本地震と言われるんでしょうか?しかし、大分県でも起きていますから、「熊本・大分地震」でも良いのかな?

■ 平成28年4月14日(木)夜のM6.5の前震に始まり、16日(土)未明のM7.3の本震、そしてその後の連続した余震で、熊本県から大分県にかけて多くの被害が出た。報道をみると、両県をはじめとして様々な地名が出てきたので、ここでまとめてみる。

■ 震源は当初の熊本県熊本地方から、阿蘇地方、そして大分県と移動しているように見える。もともと、ここには「別府・島原地溝帯」があり、活断層があるという。そうか、この延長線をみると、中央構造線じゃないか?中央構造線をたどると茨城県に到達する。16日の本震では、長野県山梨県でも震度2を観測、遠く離れた山形県中山町)でも震度1を記録している。震源が10kmと浅いのに、ずいぶん遠くまで感じたんだねぇ、と思っていたが、なんか中央構造線にそって断層のずれが移動したと考えれば、なんとなく理解できる。

■ 益城町(ましきまち): 熊本県上益城郡益城町(ましきまち)。昭和29年から熊本県にみられる町名。14日夜の前震で震度7を記録
木山町・飯野村・広安村・福田村・津森村の1町4か村が合併して成立。合併各村の21大字を継承。町名は上・下益城郡内で最も早い合併村であることを示すため、郡名の益城をとった。【出典

■ 西原(にしはら): 熊本県阿蘇郡西原村(にしはらむら)。江戸時代には「にしのはらむら」と言った?

■ 西原(にしはる): 熊本県熊本市東区西原(にしばる)。地名は川沿いの西村と段丘上の原村が合併したことにちなむという。【出典

■ 菊池(きくち): 熊本県菊池市

■ 合志(こうし): 熊本県合志市(こうしし)
・ 合志郷: 平安期に見える郷名。「和名抄」合志郡六郷の1つ。東急本では郡名を「加波志」とよむ。「日本地理志料」によると、郷名の由来は合志郡衙の存在によるかという。【出典
・ 合志市(こうしし): 古代より続いた合志郡に由来。日本書紀に「皮石郡」とあるのがその初見で、平安時代の辞書には合志郡の読みとして「加波志(かはし)」とある。和銅6(713)年の「地名は好字で表すように」との詔により「合志」となった。【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】

■ 宇城(うき): 熊本県宇城市。以前から宇土市・宇土郡・下益城郡を総称して「宇城」地区と呼ばれており、一般公募でも最も多かった地名。【東洋経済新報社 都市データパック基本情報】

■ 玉名(たまな): 熊本県玉名市
・ 玉名山の南麓に位置し、東に菊池川、西に繁根木(はねぎ)川が流れる。玉名山南東麓に玉名大神宮があり、その裏山一帯に旧玉名郡を代表する古墳群がある。【出典
・ 玉名市: 日本書紀に天恵の地「玉杵名(たまきな)」とあり、歴史とともに玉杵名が「玉名」といわれるようになった。【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】
・ 玉名郡
・ 日本書紀に「玉杵名」とある。「たま(玉)」+「き(杵)」+「な(名)」。佳好二字をとって玉名と書いた。【出典
・ 古くは「タマキナ」と言った。「たまき(川の曲流)」+「な(接尾語)」という地名であろう。【出典
・ 玉名駅(たまなえき): 熊本県玉名市中。JR九州・鹿児島本線

■ 甲佐(こうさ): 熊本県上益城郡甲佐町。地名に関しては、古くは高佐と書いたが神功皇后が三韓遠征ののちに甲冑を献納したため甲佐と改めたとする伝承がある。【出典

■ 嘉島(かしま): 熊本県上益城郡嘉島町。地名は、合併した六嘉村と大島村の合成地名。【出典
・ 六嘉(ろくか): 地名については、6つの村が存在したためとする説などがある。【出典

■ 御船(みふね): 熊本県上益城郡御船町

■ 宇土(うと): 熊本県宇土市

■ 由布(ゆふ): 大分県由布市

■ 産山(うぶやま): 熊本県阿蘇郡産山村
# 産山村で一番多い名字は「井(い)」で、この名字は、「一字一音」で日本で一番短い名前で、一番人口が多いと言われる。 

■ 熊本県阿蘇市の阿蘇神社は、肥後国の一宮だが、このたびの地震で建物が崩壊したという。また、この神社の大宮司の姓は「阿蘇」である。

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