いんやく | |
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「いんやく」といえば、山形市民が思い浮かべるのは山形市印役(いんやく)町。
この町名の由来は町内にある、印鑰(いんやく)神明宮。通称は神明神社とか神明様とかいうのかな?
さて、この「印役(印鑰)」とは何かというと、古代の律令制に遡る。
山形県は旧出羽国だが、これらの旧国には「国司」つまり、現在で言うと官選の県知事みたいなものがおりました。そして、その国司の二大アイテム(笑)とも言うべきものが「印鑰(いんやく)」でした。
・ 印: 国司が持つ公印。
・ 鑰: 国司が持つ、国の倉庫(正倉)の鍵。そう、あの正倉院の正倉ですね。正倉院の意味を初めて知った。
当時、この印鑰は天皇が授けたものだったようです。