三丁目の夕日の名字と地名
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★ 「三丁目の夕日」は西岸良平作のマンガで、私の愛読書の一つですが、ここに出てくる名字や地名を見てみましょう。

【名字】

■ 大木戸ミチコ(みっちゃん): 一平の同級生で大木戸建具屋の一人娘で、父親と二人暮らし。

■ 遅井筆夫(おそいふでお): 漫画家。某博士の珍発明「電話30秒の恐怖」にでてくる。

■ 高野山昇: 駄菓子屋のオヤジで作家の茶川竜之介の純文学作家(一作だけ)としてのペンネーム。

■ 白木ユリ: 三丁目の花屋の息子の同級生で花好きな中学生。

■ 鈴木一平: 三丁目の夕日のメインキャラの一人。「一平」の「一」は「長男」を、「平」は両親が戦争で苦労をしたので平和を願って名付けたと言われる。

■ 園山田郁子: 大きくなったら女性編集者へ。すき焼き屋で彼氏(ヒロシ)に振られるが、食べ過ぎ?で入院した病院の医師と後に結ばれる。

■ 茶川(ちゃがわ)竜之介: 駄菓子屋のオヤジで小説家。たぶん、「芥川龍之介」をもじったものでしょう。この名字は広島県を中心にわずかにみられます。

■ 人形砂吉: 駄菓子屋のオヤジで作家の茶川竜之介の(エロ作家としての)ペンネーム。

■ 花咲太郎:  三丁目の花屋の息子。

■ 古木書太郎(ふるきしょたろう):  「夕日堂の看板娘」に出てくる、三丁目の古本屋夕日堂の一人息子。

■ 三上錠: 新興ヤクザ死神組の組長。通称「死神」ジョー。

■ 木賃(もくちん)トミ: 死神ジョーが小さい頃母親と住んでいた木賃荘の大家。

【地名】

■ 150619: 「蛇口」
 三丁目の夕日に出てくる駄菓子屋のオヤジで小説家の茶川竜之介。単行本32巻「夏の旅」にもあるように「茶川さんの故郷は○○県遠井郡蛇口村。淳之介と二人で故郷に戻るシーンがあるが、SLで雪の風景が出てくる。
 現在、宮城県遠田郡はあるが「遠井」郡はない、たぶん。また「遠井」という地名は和歌山県にヒットするが、和歌山県は雪が降らないから、除外。では次に「蛇口」だが、これは東北地方に結構みられる。
# 蛇口(じゃぐち): 昔、出羽国置賜郡に蛇口村があった。たぶん、山形県東置賜郡高畠町蛇口で、蛇ノ口とも書いた。
・ その他の「蛇口」の地名: 岩手県九戸郡軽米町蛇口、福島県福島市山田蛇口、福島県二本松市針道大蛇口、福島県田村市都路町古道蛇口前、福島県南会津郡下郷町音金蛇口、福島県西白河郡西郷村小田倉蛇口。
※ さて、どこが舞台なんだろう、と真面目に考えてみる(笑)

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