「吉川・吉香」の名字の由来
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■ 吉川(よしかわ、きっかわ)

【2023/06/27:改編】

# 111位

# 113位【知っておきたい家紋と名字 別冊宝島】

# 代表家紋

# 吉川宿禰宇多源氏藤原南家などにみられる。

# 近畿地方に多い名字で、特に奈良県に多くみられ、大和高田市や葛城市には特に多くみられる。

# 「吉川」という地名から発祥した名字で奈良県、特に大和高田市や北葛城郡新庄町に多い。

# 吉川(よしかわ): 摂津国能勢郡の国人。室町時代から吉川城(大阪府豊能郡豊能町)に拠る。1573年に吉川豊前守定満のとき、塩川伯耆守長満に敗れて落城した。【出典

# 全国に広く見られ、恵をもたらす川という意味で、川に佳字である「吉」を付与して「吉川」と呼んだものと、水辺に生えるアシを「ヨシ」と言いかえて「吉川」という漢字をあてたものがある。【出典

# 全国の九割以上が「よしかわ」と読むが、吉川(きっかわ)一族が足跡を残した島根県、広島県や静岡県静岡市付近、そして岡山県岡山市周辺では「きっかわ」と読むことが多い。

# 「恵をもたらす川」や「芦をヨシに言い換えて、ヨシの茂る川」の意味。

# 駿河国有度郡入江荘吉川郷・駿河国有度郡吉香郷(きっかわ・静岡県静岡市清水区吉川)をルーツとし、藤原南家の藤原経義がここに住んで吉香氏を称し、後に「吉川(きっかわ)」と転じた。承久の乱の功績で安芸国山県郡大朝荘の地頭となり移り住んだ。吉川広家の家紋

# 摂津国能勢郡吉川(よしかわ・大阪府豊能郡豊能町)をルーツとする。

# 富山県の吉川(よしかわ)家

# 静岡県の「吉川・吉河」家

# 兵庫県の吉川家 

# 広島県の吉川(きっかわ)家

# 山口県の吉川(きっかわ)家

# 小説家の吉川英治は神奈川県横浜市の出身。音楽家の吉川(きっかわ)晃司は広島県安芸郡府中町の出身。女優の吉川十和子(現姓:君島)は東京都豊島区の出身。

# 吉川家(きっかわけ): 家紋「丸に離れ三つ引紋」

・ 安芸国火野山(広島県北広島町)を本拠地とした。

・ 吉川姓は駿河国入江荘吉川郷に由来し、藤原南家の出。承久の乱後に安芸国山県郡大朝荘の地頭となり安芸国の吉川氏の祖となった。江戸時代には岩国6万石。【戦国大名「御家」系譜事典 宝島社 監修:森岡浩】

【苗字の謎が面白いほどわかる本 丹羽基二】より
# 吉川: 「きっかわ」「よかわ」とも読む。
・ 駿河国有度郡吉香村をルーツとし、藤原南家工藤氏族
・ 大和国平群郡をルーツとし、橘姓
・ 河内国錦部郡三日市村の族。
・ 常陸国行方郡吉川村発祥の族。
・ 出羽国村山郡吉川村をルーツとし、大江氏族
・ 播磨国美嚢郡吉川郷の族。
・ 因幡国邑美郡雁金屋城の族。
・ 関連姓氏: 佳川、由川、美川、義川。

【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】
# 吉川(よしかわ、きっかわ)
・ 大和国平群郡吉川郷をルーツとする橘氏駿河国有度郡吉川村をルーツとする藤原南家出羽国村山郡吉川村(山形県西村山郡西川町吉川)をルーツとする大江氏などにみられる。

# 「吉川」の名字考

# 「吉川」の語源

# 「吉川」の地名

# 「川」のつく名字

# 「吉」のつく名字

■ 吉河(よしかわ)

# 

# 「吉」のつく名字

■ 吉香(きっか・きっこう?)

【2014/06/06:新載】

# 全国にわずかに点在する。

# 駿河国有度郡吉香・吉川(きっかわ)郷(静岡県静岡市清水区吉川)とし、「吉川(きっかわ)」姓と同祖とも言われるが不明。

# 電話帳検索では個人名がヒットせず、名字としてどう読むかは不明。取り合えず会社や団体関係では「きっか」や「きっこう」と読まれるようです。

# 「吉」のつく名字


# 岩国藩

# 国衆(国人)

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