「矢作」の名字の由来 | |
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■ 矢作(やはぎ、やさく)
【2023/07/31:改編】
# 1520位
# 職業姓。
# 古代豪族の矢作氏、桓武平氏良文流、桓武平氏の千葉氏流などに見られる。
# 古代豪族の矢作氏は河内国若江郡矢作(大阪府八尾市)発祥で、矢の製作にあたった矢作部から興った。【出典】
# 矢作部とは矢作りに携わった職業部である。矢を矧(は)ぐこと。また、それを職業とする人。
# 現在は埼玉県と山形県に多く見られる。【出典】
# 埼玉県南部から東京都の下町、そして山形県に多くみられ、特に埼玉県川口市に多くみられる。
# 下総国香取郡矢作(千葉県佐原市本矢作)発祥の矢作氏は桓武平氏の出。国分胤通の子の常義が矢作氏を称した。【出典】
# 矢作(やはぎ): 陸奥国気仙郡の国人。外館(宮城県陸前高田市)城主。桓武平氏の出で、下総国の矢作氏の庶流で、葛西氏に仕えた。戦国時代に、矢作重常は気仙郡を支配していたが、1591年に伊達氏に謀殺された。【出典】
# 山形県:150位、埼玉県:329位、東京都:597位など。
# 主なルーツ地
・ 河内国若江郡矢作(大阪府八尾市)をルーツとし、矢を製作する矢作部に由来する。古代豪族の矢作氏。
・ 下総国香取郡矢作(千葉県香取市本矢作)をルーツとし、桓武平氏の国分家の出。
# 陸奥矢作氏は宮城県本吉郡南部の馬籠に移り住んだ千葉忠慶(広行)の弟が気仙郡矢作に分家したのが始まり。
# 陸前国の矢作氏は、下野国の矢作氏の支流で、葛西氏に仕えた。【出典】
# その他、茨城県土浦市矢作、茨城県坂東市矢作由来の矢作は坂東平氏_の千葉氏流の庶流か?
# 山形県では一般的には「やはぎ」と読む。少なくとも私の知っている「新庄市」「河北町」出身の二人はそうなのだが、最近地元のテレビ局にいる女子アナは「矢作(やさく)」と読むようだ。
# お笑いコンビの「おぎやはぎ」の矢作兼は東京都豊島区の出身。
# 石川県能美市の矢作は「やさく」読み。京都府京丹後市の矢作は「やさく」読み。埼玉、東京、神奈川、千葉も「やさく」読み。「ヤハギ」読みは多数ヒット。
# 古代の職業部で、弓作りを職掌とした矢作連が河内国を中心にみられる。中世、苗字としては下総国香取郡矢作から千葉氏族で国分胤朝ー矢作常義の系、陸前国気仙郡矢作発祥で、葛西氏に属した千葉氏族など。代表家紋は「矢」「花菱紋」「四つ目紋」。【出典】【家紋のデータ】
# 「矢」のつく名字。
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